主権者意識向上運動 みらいくとは


未来の有権者である子どもたちへ向けた選挙教育プログラムです。なぜ投票に行く必要があるのか。投票はなぜ義務ではなく権利なのか。投票をする際に、何を基準に選ぶのか。投票によって何が変わるのかといったことを、小学生から20代の若者へ私たちが伝えていくものです。

みらいく始動の背景


選挙権年齢が18歳以上となったことを受け、全国的に青少年に対する選挙教育が注目を集めています。この選挙権年齢の引き下げは1945年以来、実に70年ぶりの公職選挙法の改定となりました。その理由の一つにあげられる投票率の低下は、すでに世論の定番となっています。 投票に行かない理由は様々ありますが、根底にあるものは政治教育の薄さにあります。学童期に、学校や家庭で政治教育を受けることは欧米では当然であり、先進国の中で日本が大きく後れを取っています。 本来、選挙や政治感に対する教育は家庭内で行われるものでした。しかし現在、食卓で政治に関する話題が行われることはなく、学校で教えられることもありません。そんな政治無関心層を増やし続けた結果、投票率低迷へと至ったのは必然といえるでしょう。このような経緯では、70年ぶりに選挙権年齢を引き下げたからといって投票率向上につながるという考えは安直といっても過言ではありません。

みらいくのニーズと対象年齢


全国の青年会議所が推進している選挙教育プログラムみらいくは、民主主義についての理解、選挙の意義、投票行為の重要性を45分でまとめ、小学生、中学生、高校生、専門学校・大学生をカバーできるよう、年齢に合わせたバージョンを用意しています。 公職選挙法の改定により18歳選挙権が施行されました。これを受けて、若年層に対する選挙教育は一挙に注目の的となっており、各力の問い合わせ、そして今まで開催させていただいた学校から本年の開催を依頼いただいている、まさに旬を迎えニーズが増えているプログラムです。

開催までの道のり


さまざまな学校教育の中では、選挙に関してなどのシチズンシップ教育を行いたいが、 公平性中立性を担保しながら、どのようにして生徒や児童に教えて良いか分からない、などのお声を良く聞きます。 みらいくは、低予算、少人数、短時間のプログラムです。予算は印刷費用のみ、最少人数は4人、プログラムは45分。 ご興味のある方はぜひ豊中青年会議所まで是非お問い合わせください。ご連絡をお待ちしています。

いままでの実施風景